【言葉】社会人の増減。

結構前になるけれど、

ある若手のコピーライターの書いたブログを読んでいた時に、

印書に残った言葉があったので記憶をもとに備忘録的に書いてみようと思う。


社会人になった。




感覚的に考えることが減って、
相手のために考えることが増えた。

自分がどう見えるか考えることが増えて、
自分がどう観るか考えることが減った。

へらへらすることが増えて、

歯ぎしりすることが減った。


憧れることが増えて、
文字を追うことが減った。

電車で人に寄りかかることが増えて、
犬を撫でることが減った。

メモすることが増えて、
走ることが増えて、
前を見つめることが増えて、
断ることも増えて、
じーんとすることが増えて、
聞き耳をたてることが増えて、
選択することが増えて、
いろんなことが、
ふえて、
ふえて、
ふえている。

社会人になったときに感じたことを

素直にシンプルに言葉に落とし込んでいた。


社会人になったときのネガティブな面が、

全面に出ているようも感じるけど、

よく見るとそんなこともない様な気もした。


そして「増える」という言葉を、

多く用いている点が個人的に好き。


時間が「減る」とか、

ネガティブ面に「減る」という様な言葉を使う事が多い気がするけど、

「増える」という言葉でネガティブを表現しているこのアンバランス感。


歌手が思いを歌詞に書く様に、

コピーライターは思いを言葉にする。


結構見たのは前なんだけど、

なんとなくずっと心に残っている言葉でした。


Written By Lucus

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